第一話 やぶやんリノベーションさせられる
定年を迎え、愛知県江南市の工務店で顧問として迎えられた
やぶやんこと薮野勝則(60歳)は今日が初顔合わせ
関西出身の彼は建築の大ベテラン、江南市の社宅を見に行きますが、そこであるトラブルが発生
一体やぶやんはどうなってしまうのか!
第一話 やぶやんリノベーションさせられる
-前日の夜-
村松さん
清水さん、まずいですよ。もう明日やぶやん来ちゃいますよ。
清水社長
う〜ん
でも、やぶやんなら自分でできるんじゃないかな?
村松さん
確かにできそうですけど…
清水社長
大丈夫大丈夫!なんとかしてくれるって!
村松さん
そうですね!悩んでてもしょうがないですね!
-次の日の朝-
やぶやん
おはようございます!これからよろしくお願いします!
清水社長
やぶやんおはよう〜。これからよろしくね!
早速住んでもらう社宅の話なんだけど
やぶやん
我が城ですね!どんなところなんですか!?
清水社長
解体途中だから自分でリノベしてほしいんだよね
やぶやん
え!?
清水社長
今そこしか空いてなくてさ、やぶやんなら余裕だよね〜?
やぶやん
いや、、あの、、、
清水社長
村松くんに案内任せてあるから連れて行ってもらってね〜よろしく〜
村松さん
薮野さん明日見にいきましょうか
やぶやん
話を聞かないタイプの人間達!
-翌日社宅にて-
やぶやん
びりびりに破れてるな
村松さん
破れてますね
やぶやん
前住んでた人、猫でも飼ってたん?
村松さん
まあまあ くよくよしてても仕方ないですから
楽しく考えていきましょうよ!自分テイストにリノベーションしちゃいましょう!
やぶやん
せやな。。自分テイストにできると思ったらええか。
どんなテイストにしようか。
村松さん
やぶやんと言えば70年代不動産ですから。
アメリカンじゃないですかね。
やぶやん
そうやな!やっぱりアメリカンがええと思う!
村松さん
決まりですね!
では明日から工事初めていこうと思うんですが、それまではここで寝泊りしてください。
やぶやん
・・・ここで?
村松さん
はい、また明日来ますから。それでは
(バタン)
やぶやん
・・・
とりあえずご飯でも食べようか
リノベーションの申し子やぶやんは転勤初日から社宅をリノベーションさせられることとなってしまった。一抹の不安を抱きながらやぶやんはこう考えるのであった「転職間違えたか?」
次回「やぶやん壁を塗装させられる」お楽しみに!